
クリッキングという工程で一枚の革に型紙をあて、革切り包丁で裁断して行きます。
通常大量生産のメーカーではクリッカーというマシンで革を裁断し、刀型を使用しているため短時間で正確に型抜きがいおこなえる利点があります。
一方、手裁ちによる革の裁断はビスポークに見られるように、より個人向け(ワン&オンリー)の製作にはベストではありますが、包丁で革を正確に裁つ事のできる技術が必要となります。
私が行っている作業は後者で、切り口が綺麗に上がり、手裁ちで作られた靴のほうが、どこか表情が豊かに見える気がします。以前働いていた靴屋では両方の手法を取り入れて作業していたのでその表情の違いが見て取れました。
又、良く研いだ包丁で革をカッティングする行為は、靴に魂を落とし込むのにとても重要な要素ではなかろうかと信じております。
以前 商社に勤めていた頃 当然ながら利益や効率をを常に求められ売り上げが伸びるにつれ、自分自身もその仕事が楽しくてしょうがなく、自宅まで仕事を持ち込んではその仕事に没頭しておりました。
今では非効率から生まれる何かを感じながら仕事に打ち込んでおります。
posted by SHOW GOTO at 10:35|
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