初日
5日目
タフなブーツは雨などにも耐えなければいけないという事で革の耐水テストをしてみました。
日本代表はヌメ革で有名なカナメさんのボルボ、イタリア代表バダラッシィ社のミネルバリスシオ、アメリカ代表はコードバンで有名なホーウィン社のクロムエクセル、Wesco「ウエスコ」とWhite's Boots「ホワイツ」の使用している革も飛び入り参加です。
一日目スタートッ!と同時にカナメさんの革が水に染み込んでいき、脱落。ヌメ革なので仕方がありませんね。しかしヌメ革特有の艶があり外せない革です。カナメさん推奨の革専用オイルを手に入れカスタマイズする予定。
次にイタリアのバダラッシイ社の革。この革はバイクで雨の日を何度も経験しましたが、雨が浸透する時間は比較的ゆっくりめでした。カナメさんの革より油分が多い感じで色が徐々に変化していく様が味がありなんとも言えません。
以外や以外White's Boots「ホワイツ」とWesco「ウエスコ」の使用するオイルレザーも一日目で脱落…。最後に残った革がホーウィン社のクロムエクセルでした。1週間近く水に浮いてます。手でムリヤリ底に沈めても浮いてきます。何という根性の持ち主(笑)。相当オイルぶちこまれてます。自分のブーツにも採用してますが、雨や雪の日も問題無し、履いて4年程たちますが、ミンクオイルをつけずにほとんどノーメンテ。
しかしながら革が多量のオイルを含み柔軟な分、製作段階で革の厚みを漉き加工する場合、伸びやすく型紙通りにいかない事や傷跡がつきやすいのがネックです。まぁどの革も長所短所はありますが、使用目的にあったチョイスをしていけばよろしいかと思います。