2019年12月10日

アメリカ出張"Railcar Fine Goods"

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今回、ホワイトクラウドのフィッティングショーでお世話になった場所は"Railcar Fine Goods"というワークウェアを自社で作り販売しているお店です。

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 ロサンゼルス中心部から車で約1時間のモンロビアにあるこのお店は、デニムを始め、ジャケット、シャツ、小物など豊富に取り揃えてます。

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 店に入って正面にバーバー(床屋)があります。日本でもこういったスタイルの床屋が増えてきましたね。美容院か床屋かと言われたら自分は髭を剃ってもらいたいので床屋なのですが・・・。
眼光鋭くイカついタトゥーの理容師はカッコよく、何を着てもクールです。

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デニムのリペアもお手の物。

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 裁断から縫製と完全自社生産のデニムをRailcar Fine Goodsブランドとしてワールドワイドに販売してます。

オーナーのStevenさんは、もともとロスの地下鉄でメカニックとして働いていた。上質なワークウェアがなかなかないことに気が付き、自分で作ろうと決心。

センスの良いロゴやデザインはStevenさん自身によるもので、デザイン学校に通った経験はなく電気の専門学校に通っていたというのだから驚きです。

2010年にレイルカーを立ち上げ、それから約8年間は、夜はメカニックとして、昼は店の仕事をするという苦労人です。

彼と出合い、一発目で好きになりました。変に身構えるわけでもなく穏やかで優しい雰囲気の持ち主です。
言葉が上手く喋れない分、余計に一生懸命さが伝わってきます。

Stevenさんに "どうしてホワイトクラウドのイベントに協力してくれるの?"と尋ねたところ、あなたが真面目そうに見えたからと答えてくれました。オレの真面目さが伝わった?(笑)
社交的な返事でしたが、お世辞でも嬉しかったです。

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アメリカ出張記念の一本。

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何とこの店には靴職人も!

靴職人のSALさん。オーナーのStevenさん同様、穏やかで優しさが顔に滲み出てます。
彼と話したら止まらない。お互い上手く喋れなくても、靴が共通言語なのです。

"SHOW!!見てくれオレの作った靴を"とSALさんが興奮ぎみで自分の作った靴をオレに説明。
オレも負けじと興奮ぎみで "SALさんグレイト!" "リアリ〜!" "グレ〜イト!"を連呼。

やっぱりいいな〜職人は。これだから好きだよ熱い職人が。
斜に構えるのでは無くストレートに感じたこの感覚は久々です。

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Stevenさんに聞きました。どうしてこの場所(モンロビア)に店を構えたの?
”広い作業スペースと店舗だとこの場所かなぁ、あとゆっくりとした雰囲気が気に入っている。ロス中心部は毎日せわしいからね”と彼はそう答えました。

共に働く仲間を大切にする彼の人柄と、自然豊かなモンロビアの雰囲気が心地良く忘れられません。

また、いつかこの場所を訪れる日が来る事を切に願います。

つづく。
posted by SHOW GOTO at 00:00| DIARY