2020年03月20日
WK ダブルステッチ
一段目のステッチを手縫いにする事により修理の際、甲革にかかる負担を最小限に抑える事ができます。
耐久性と美しさを兼ね備えた優れた製法です。
中底が木型にしっかりと密着してないと手縫いが乱れる。どの製法も簡単はありえない。
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2020年03月16日
2020年03月10日
2020年03月05日
2020年03月02日
The Lower Parts
中底、ミッドソール、積上げ、月型は5ミリ厚のベンズレザーから、先芯は3ミリ厚のベンズレザーから作ってます。
ゴムチューブで中底をしっかりとクセ付け。
靴の土台でもある中底はしっかりとした物を選びたい。木型へのクセ付けも気持ちよいくらいに吸い付く感じです。
エッジの角度なども靴のフォルムや仕上がりの精度に影響します。
月型、先芯も最初は手漉きで。
グラインダーを使い仕上げます。
良い素材は、仕上がりの良さと、何より長持ちします。
甲革も大事ですが中身が良いとより一層、靴の輝きが違って見える。
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2020年02月14日
出し縫い(手縫い&マシン)
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2020年02月07日
2020年02月05日
2020年02月02日
2020年02月01日
中底加工(ハンドソーンウェルテッド)
【ハンドソーンウエルテッド製法】】
オプションのハンドソーンウエルテッド製法ですが、目の締まった5mm厚のベンズレザーを中底に使用し、アッパー(表革)、ライニング(裏革)、ウエルトを糸で縫い合わせる為に中底自体に包丁で溝(リブ)を形成させます。溝の高さは約1.5mm、この空間を埋めるべくコルクを詰めます。この1.5mmの高さが靴の重さを左右するハンドソーンならではの重要なファクターで、このリブ高では機械による掬い縫いは現時点では不可能。
又、中底自体がユーザーの足型をコピーする為、オールソールの修理でコルクを新たに詰めても履き心地にはほぼ影響は無く、手縫いなので修理によるダメージが最小限に抑える事ができ半永久的に足に馴染んだ中底を温存できるという素晴らしい製法です。手間がかかるのが難点ですが、作っていてその形状に見惚れてしまうのもまた難点。
今回も新たな発見がありました。ちょっとした事ではありますが、次に製作するモチベーションの糧となる事は間違いありません。
ワクワク、ドキドキする気持ち、多少汚れた感は否めませんが、2003年4月手製靴の学校に入学してから現在まで好きという気持ちは変わってません。
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